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さとりさんプロトタイプ

監査中。
そろそろ目とか疲れすぎてやばいです。
ごろんごろんする。

以下、発掘されたさとりさんプロトタイプ


 こんばんは、古明地さとりです。
 え? ロリ?
 なんのことですか?
 トラウマ発掘しますよ?
 ほーら、小指を角にぶつけた痛みですよー。
 何故か涙が溢れて、身体がプルプル震えますね?
 立てなくて、妙な格好で耐えるといいですよ。
 ささくれの地味な痛みのほうが好みですかー。
 一気にペリっといくか、じわじわと剥くかお好みをどうぞ。
 慢性的に何度もできて、その都度痛みを味わいなさい。
 さぁ、苦しむがいいー。



 一応、旧地獄の管理を任されている家系の我が家です。
 私とこいしが、旧地獄全体を。
 お燐が、死体処理と怨霊を。
 お空が、灼熱地獄の火力調整を。
 その他もろもろは、他のペットが。
 ビバ動物王国。
 私はとても幸せです。
 犬のもふっとした枕なんか、最高ですね?
 昼寝時に群がってくると、かなり暑い。
 冬でも暖かい地底では、冬眠というものはない。
 だから、いつも地霊殿は騒がしいのです。
 あ、おいでポチー。
 頭が三つあって、真っ黒なわんこです。
 え、何?
 貴方たち、考えることは一つに統一しなさいと何度。
 ごはんさんぽひるねごはんさんぽひるね。
 面倒だから、中庭で遊んでくるといいわ。
 ほーら頭蓋骨よーとってこーい。
 そーれ。
 まぁ元気なわんこ。
 ありえない速度で、駆け抜けていきました。
 ……中庭に飛び込んだけど、大丈夫かしら。
 大丈夫ね。
 私のペットだから。
 ちょっと、怨霊にまみれるかもしれないけれど。


 しかし、最近お燐とお空は地上にご執心。
 春っぽい巫女のところに、通っているよう。
 一体、いつから外猫になったのだろう。
 飼い主は、ちょっと寂しいです。
 仕事もほったらかしで、どんどん死体たまるたまる。
 こいしのように、コレクション癖はないのに。
 おかげで飼い主様は、身体全体が筋肉痛です。
 おぼえてらっしゃい。
 手伝いとなると、なんで他のペットまで逃げるのかしら。



 そういえば、お燐を連れて行ったのは賢者ではなかったかしら。
 誘拐とも言うけれど。
 旧い旧いといいながら、彼女も同じようなものじゃない。
 と、思ってみる。
 私も今年でウンウン歳。
 いい加減、数えるの面倒ね。
 万までは、いかないけれども。
 お祝いに煌々と蝋燭が立つのも、どうかと思う。
 くしゃみ一つで灼熱地獄。
 笑えない、笑えない。
 まぁ、空の太陽よりはマシかしら。
 火災なら消し飛ばないものね。 




「おねーちゃん、おねーちゃん」
 おや、こいしじゃない。
 放蕩癖なのに、珍しいこと。
 とりあえず、帽子を取ってなでる。
 なでる。
 なでなで。
 もぞ。
 ……こいし、これは何かしら。
「蟲。幼虫」
 見ればわかる。
 なんで、それが貴女の帽子の中にいたのかしら。
「入れ物がなくってー」
 笑顔で言われても……。
 子どもの誘拐は、上でも下でも割りと大罪。
 閻魔がすっとんでくるわ。
 こいしの手中には、うじゃうじゃと蠢くものが。
 ヒントは、啓蟄。
 なんで、こんなに取ってきちゃったの。
「地面からポコポコ出てきて、なんとなく」
 この無意識っ娘が。
「ほーら」 
 ちょっ顔に寄せないで。
 やめやめ、貴方たちもバブーとか言ってるんじゃないの!
 いやー、やめてー!
 うねうねしたのだめなのぉー!
 トラウマになるー!



「きゅう」

 思わず、グーで拳骨してしまった。
 よほどいい感じに入ったのか、失神している。
 それと同じように、私の手も痛い。
 いくら地底に住んでいても、だめなものはだめ。
 なんで、こいしは平気なのかしら。
 閉じた第三の瞳に、未だ蠢くミミズを乗せてみる。

「んっ」

 くすぐったいようで、ミミズを落とさぬまま器用に悶えるこいし。
 我が妹ながら、なんてやいらしい動きでしょう。
 汗までかき始めて、顔も紅潮。
 一体、どんな夢を見ているのでしょうか。
 読めないのでわかりません。
 しかし、この表情なんというか……。
 その……。
 …………。
 …………………………。

「あうっ」

 はっ!
 起こさないとですね!
 ミミズを筆で払いました。
 我に帰ると、中々恥ずかしい。
 いえ、そんな妹を見てどきどきなんてしてないですよ。
 姉ですから。
 あ、ポチ。
 ……そんな目で見ないで。
 無言で去らないで!
 「さとり様すっげーうれしそう」?
 違います!
 たまに妹と遊べて嬉しいなんて、思ってないです!
 まってー!
 待てー!
 ああ、逃げていった……。
 もしも、ネタにするようなら彼には地獄を見てもらおうと思います。
 直に。
 たまねぎのトラウマでも可。
 まぁ、そのまま安らかな睡眠に陥ったこいしを運びますか。
 今日ぐらい、一緒の布団で寝ましょうか。
 ……姉妹愛であって、他意はないですよ。
 そこの貴方、なんですかその考えは。
 えろい?
 あはははは。
 ここに、中庭で採取された灼熱地獄があります。
 どうぞ。
 さぁ一気に。


 
 目が覚めたときには、こいしはいませんでした。
 おそらくは、またどこぞに流れていったのでしょう。
 落ち着きのない子です。
 
 居間に行くと、朝食が用意してありました。
 じわり。
 泣いてしまいます。
 無意識に優しい、根がいい子なのね……。
 お姉さまは感動しています。
 いただきます。
 もぐ。





 しょっぱい。
 でも、残さず食べます。
 妹が作ったごはんだもの

2010.06.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | SS

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